ギリシャ債務危機が、本格的にイタリアやスペインに波及し始めているわけですが、ユーロ圏
の財務相が、ギリシャの第2次支援策について協議が行われました。
融資利率や返済期限延長などが協議されたようですが、融資制度を強化することで、ギリシャ
国債の買戻しを行い、利回りを引き下げることを可能になります。
そうすることで、債務返済がスリム化されることになります。
「転載開始:時事通信」
『ギリシャ支援強化の意向=国債買い戻しも視野か―ユーロ圏』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110712-00000064-jij-int
欧州連合(EU)ユーロ圏諸国の財務相は11日、財政危機に陥ったギリシャに
対する秋以降の第2次支援策について協議し、緊急融資制度の運用強化の
ほか、融資利率引き下げや返済期限延長などの意向を表明した。
融資制度強化は、同国政府が現在の下落した価格で国債を買い戻すための
資金提供が主な目的とみられる。月内合意を目指し、詰めの協議を進める。
また、信用不安がイタリアやスペインに波及しつつある事態を受け、「ユーロ圏
の金融の安定を守り抜く」と強調した。
「転載終了」
しかしながら、肝心のギリシャ経済が悪化の一途をたどっていまして、税制赤字をひたすら
拡大している状況にありますので、資金の垂れ流しとなる可能性も十分あります。
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