これほどまでに金融不安が拡大したことによって、金融市場全体が
乱高下を繰り返している状況下では中々思うようにトレードができず
に苦戦されている方も少なくないと思います。
しばらくはこうした状況が続くことが予想されていますので、思惑が
外れた場合は速やかに撤退しポジションを取り直すべきです。
そんな中、今回は世界のオプション市場について誠に簡単ではござ
いますが、解説させて頂きたいと思います。
海外の金融市場でオプションを上場していますのは、ニューヨーク、
ロンドン、フランクフルト、の三大市場があげられます。
上述した国以外にも、フランス、カナダ、オーストラリア、香港、シン
ガポール、台湾、タイ、マレーシアなど各国市場に及びます。
日本でも、上述した三大市場ほどではありませんが、上場以来着実
に利用者が増えていますし、今後も期待できると思います。
そして実際のオプションの取引規模や、投資家への浸透度でいいま
すと、やはり三大市場の中でも、今から30年以上も前の1973年に
世界で始めて上場に踏み切ったアメリカ市場がトップです。
基本的に、オプション取引はリスク管理などを徹底すれば、それほど
世間でいわれているほど危険な投資商品ではありません。
今後、オプション取引を浸透させるためにも、こうした面を十分考慮し
た上で一般の投資家への呼びかけを行う必要があると思います。
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