基本的にオプション取引とは特定の資産を売買するのではありません。あくまでも権利
を売買する取引です。事実、日本語に直訳すると選択売買権という意味なんです。
そして、オプションの相場では、こうした権利を買う買い方と、権利を売る売り方に別れる
のですが、ある意味でデリバティブの象徴のような金融商品といえると思います。
実際にオプションが金融高額の名の下に開発されてからかなりの月日が経過しているの
ですが、それでも株式と比較すればオプションは真新しい金融商品といえるでしょう。
そして、オプション取引の最大の魅力は、何といっても、レバレッジ効果の高さです。文字
通り小額の資金で大きなポジションを取ることが出来ますので、投資効率が高いんです。
はっきりいって、株式とは比較にならないほどリターンが大きいです。また、追証のある
FXや、先物取引などよりもリスクを限定させることができる点もオプションの魅力です。
「リスクを限定させる」という点について簡単に補則させていただきますと、オプション取引
の場合、投入した資金以上に損失を被ることがないのです。これが大きな特徴です。
このため、オプション取引はリスクが限定することができるのです。
株式投資の場合は、現物ではありませんが、例えば信用取引を行うと、
株価変動により
投入した資金以上に損失を被る可能性があります。
しかし、オプション取引の場合は、例えばプットに10万円投資した場合、最悪ゼロになる
可能性は高いのですが、それ以上に損失を被ることはないんです。確かにとっつきにく
い面があるかもしれませんが、現物の保険として取引すると最強になります。
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