オプション取引と株式投資の基本を分かりやすく解説した入門サイトです。
現物の株取引の場合は相場の将来的な動きを的確に予測することが出来なければ利益を
あげることは難しいとされています。そのための手法は本当に沢山あります。
そして、実際に多くの投資家は買った銘柄の株価が上がったり下がったりすることを常に
気にしながら取引しています。しかし、今現在の相場は金融恐慌で株価は軟調です。
過剰流動性により株式市場にマネーが過剰なまでに流入していることによって現在の水準
を保っているわけですから反転したらどこまで下がるか分かりません。
7000円台を割るようなことになれば底なし沼状態になるかもしれません。もし、こうした状況
になれば、現物取引だけでは当然のことながら苦戦することになります。
しかし、オプション取引の場合は、こうした波乱含みの展開が予想される相場こそ力を発揮
します。オプション取引は、単に現物が上がるか下がるかを予想するのではありません。
基本的にオプション取引は、現物が大きく変動するのか、それとも小さく変動するかを予想
して取引を行いますので、現物が上下に動くかは二の次となります。
また、オプションは価格を決定要因として株式や先物とは異なる性質をもってます。例えば
時間価値やボラティリティなどが典型で、相場の流動性に振り回されることがありません。
こういった要素がオプション取引にはありますので相場の状況次第で、相場の将来的な動き
を的確に予測しなくても、十分に利益を生むチャンスがあるのです。