オプション取引には日経平均株価やTOPIXを原資産とした株価指数オプションと、個別
銘柄の株価の動きを原資産とした株券オプションがございます。
オプション取引は現物取引程には
株式市場の動きを把握する必要がありません。なので、
銘柄分析などで取られる時間は少なくて済むことがメリットの一つとしてあげられます。
しかし、だからといって株式市場や為替市場の動きを無視して取引するのは危険です。
また、指数全体を動かす大きなニュースが報じられることもありますので、政治や経済
に関してもある程度注意しながら情報を入手する必要があります。
相場に入っているときに突然相場の流れが変わるようなときに何も知らないままで取引
を続けるのと、原因を把握した上で次の一手を考えて投資判断を下すのとでは得られる
結果が大きく異なりますので
ファンダメンタルも重要です。
とくに、ここ最近では米国の
住宅ローン債権の焦げ付き問題から100年に一度とまで
よばれる不況にあるので、些細なニュースに過敏に反応する時が多く見受けられます。
実際に、米国の景況感を表す指標には世界中が注目しているだけに無視することはでき
ません。一見何の関係もないように思われるかもしれませんが非常に大切なのです。
米国の景況感を示す指標で最も重要なのが
雇用統計です。米財務省から毎月発表され
るのですが、
雇用統計が発表されるときには週末にポジションを持ち越さない方が良いで
しょう。発表された内容が悪いと翌週から数日間は市場全体が低迷します。
オプションは市場規模が株式市場や為替市場ほどには大きくないので大口が大きく出し
入れすれば大きく動くので、マイナス要因には注意する必要があります。
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