オプション取引と株式投資の基本を分かりやすく解説した入門サイトです。
オプション取引の中でも日経225オプション取引は原資産が日経平均株価となって
いるので日経平均株価の動きに影響をあたえる様々な事象について知る必要があり
ます。そうすることでどのように取引すればよいか予想をたてることができます。
その中の一つの要因として為替変動があります。実際に外国為替市場にて基軸通貨
である米ドルが大きく変動することで日経平均株価に影響を与えんます。なので今回
は日経平均株価と為替の関係について簡単ではございますが解説させて頂きます。
基本的に日経平均株価は日経225構成銘柄の動きが反映される株価指数となってい
ますので、日経225構成銘柄は輸出に比重を置いている企業が多いです。
特にトヨタなどの主力銘柄にとって米ドル・円の相場が1円変動しただけでも利益に
対して大きな影響をおよぼしますので無視することはできません。
とくに、世界的に景気が後退している局面では主力企業の多くは世界中で販売不振に
あるだけに為替が変動することでさらに状況が悪化することになります。
基本的に外国為替市場にて米ドル・円相場の変動幅は平均して1円程度です。また、
3円以上動くとニュースでも取り上げられるくらい珍しいことされています。
ですので、ここ最近は米国の経済指標の方が日本国内の経済指標よりも影響力が
増していますので、米国の経済指標や金融政策の発表は必ずチェックして下さい。