オプション取引を初めとしたデリバティブ関連の金融商品は、FXなどと比較しても人気化
が進んでいません。オプションは究極の危険な取引として認識されています。
FXはレバレッジ規制が入りましたが、オプションに関しては今の所は規制が入っていま
せんので、オプションが俄然有利で、より投資効果の差が拡大することになります。
そんな中で、今回はオプション取引のメリットについて、誠に簡単ではございますが解説
させて頂きたいと思います。
まずなんといってもオプション取引の魅力はレバレッジ効果の高さです。もっともこうした
レバレッジ効果の高さが他の金融商品の場合大きなリスクとなるのも事実ではあります。
先物やFXなどの証拠金取引でレバレッジをかけることによる欠点は損失にもレバレッジが
かかることです。しかし、このレバレッジ効果の高さによって個人投資家でも少ない資金で
ボリュームのある取引を行なうことができます。
ですので、先物やFXを取引する場合は得られる利益も大きいですが、損失も同様に大き
い点がデメリットとされています。
しかし、オプションの場合は権利を売買しているため、実際に購入した権利を行使しなけれ
ば、購入した代金だけで損失を抑えることができるのです。
つまり、先物やFXよりもリスクを抑えることができます。こうしたことからオプション取引は
身の丈にあったポジションを取りさえすれば、それほど危険な取引ではありません。
しかも上述したとおり、FXは来年以降さらにレバレッジが規制されることになりますので、
投資効果がさらに縮小することとなりますのでオプションの魅力がさらに際立ちます。
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