オプション取引はご存知の通りハイリスク・ハイリターンな金融
商品ですが、リスクは限定されていますので、投資した金額以
上に損をするということはありません。
例えば、株式投資の場合は、信用取引で含み損が拡大してし
まいますと、最初に証券会社におさめた資金とは別に、あらた
に保証金を請求されてしまいます。
オプション取引では、損失が限定されているかといいますと、
まず、オプション取引は株式投資のように、現物(有価証券)
を売買する取り引きではありません。
株式などを一定の期間内に予め約束した価格で買ったり売っ
たりすることができる権利を取引するからです。
もし、期間内に決められた価格よりも下がってしまった場合は
権利を行使することを見送ります。
例えば「11月31日に500円でA社株買う権利」を10円で購入し
たと仮定します。そして、11月31日にはA社の株価が思惑に反
して470円まで下落してしまいました。
こうした場合で470円のA社株を500円で購入し、30円の損失
を被る必要は全くないのです。
単純に、その権利その物を放棄するだけでよいので、損失が
限定されるわけです。こうした点も株式など他の金融商品に
はないオプション取引の大きな魅力とされています。
ですので、オプション取引単体で行うのも良いのですが、株式
投資と併用して行なうと投資効率がより高まります。
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